大阪・京都にある0〜2歳児向けの和の保育園

いづる保育園ブログ

2025.05.23

墨を使った遊びとピアノカバー

いづる保育園上本町園では、日本の文化に触れる、ということを大切にしています。
その一環として、保育活動に三道(茶道、書道、華道)を取り入れています。
→茶道のこころに触れてみる
→Kids華道

今回は、書道に触れてみた時の活動をご紹介します。

今回の活動では半紙ではなく、布に書いてみました。墨の香りや布の手触りなど、様々な素材に五感を使って触れ、子どもたちの感性をはぐぐみ、表現を楽しんでもらうためです。

・日本の伝統的な素材である墨汁に触れ、表現を楽しむ
・布の感触や墨のにじみを感じながら、五感を使ってのびのびと描く 
・墨の香りや色、ゆったりとした動作から「和」の雰囲気を感じる

子どもたちの様子

筆だけでなく布を使って書くことで、子ども達は墨の面白さに夢中になり、にじみやかすれ、手の動かし方によって変わる表情を楽しんでいました。墨の香りや布の手触りが自然と心を落ち着かせ、「和」の静かな時間を体いっぱいに感じている様子でした。自由な中にも、日本文化のやさしさや美しさに触れる体験となりました。

作品はピアノカバーに

今回の活動で作った作品はその後、園のピアノカバーになりました!

以前のピアノカバーが古くなっていたので、この機会に取り替えると、

子どもたちは自分たちで作ったという愛着があるようで、以前はすぐに剥がしてしまっていましたが、今回作ったカバーをとても大切に扱っているようです。
常に自分たちで作った作品が目の前にあることで、子どもたちは活動を思い出し、次の活動につながっていくこともあります。

引き続き日本の文化に触れる、ということを大切にしながら、子どもたちの感性をはぐぐみ、楽しく保育をしていきます。